「はじめからこのメソッドがあった」
——そんなふうに見える時でも、
その背景にはたいてい、
静かな積み重ねの時間が流れています。
Awakeningも、例外ではありません。
2025年の春、
わたしは「お話会」という形で、
少人数の方々とゆっくりと言葉を交わす時間を
重ねていました。
Awakeningは、
その時間のなかから、
ゆっくりと形になっていったメソッドです。
2025年春、お話会という時間
2025年の3月から5月にかけて、
わたしはオンラインと対面で、
「感情がほどける わたしとのお話会」
という場を開いていました。
オンラインは各回6名まで。
対面は淡路島で、各回3名まで。
ごく少人数の、招待制の集まりです。
「言葉にできない想いを、
そっと見つめる時間を、ご一緒しませんか」
——そんな呼びかけから始まった会でした。
当時のわたしは、
スラトレ®認定トレーナーとして、
受講生の方々と向き合う日々を送っていました。
その中で感じていたのは、
多くの方が「感情を話す場」を
持てずにいる、ということでした。
仕事の場では、感情は邪魔なもの。
家庭の場では、母や妻の役割が先にくる。
本当のことを言葉にできる場所が、
意外なほど少ない。
だから、
ただそのための場を開いてみよう——
それが、お話会の出発点でした。
対面の回では、
淡路島の、お花の咲く季節を選びました。
島の自然にゆっくりと浸りながら、
お気に入りの飲み物とメモ帳だけを持って、
来ていただく。
普段の忙しさから少し離れて、
「わたし」に戻る時間を一緒に過ごす。
——そんな場作りでした。
90分という時間設計
お話会は、
一回につき90分という時間で設計しました。
これは、
現在のAwakeningセッションと同じ長さです。
なぜ90分なのか。
60分では、
本当に大切な話に辿りつく前に時間が終わってしまう。
120分では、
集中が少しずつ散ってしまうことがある。
お話会を重ねるなかで、
90分という時間が、
「奥の方にある本音」と出逢える
ちょうどよい長さだと、分かっていきました。
最初の20分で、
肩の力が抜けていく。
次の40分で、
ふだんは口にしない言葉が、
ぽつりぽつりと出てくる。
最後の30分で、
その言葉を、
自分自身でゆっくり受け止めなおしていく。
そんなリズムが、
少しずつ見えてきました。
三つの動詞、三つの手がかり
お話会では、
三つの動詞を手がかりにしていました。
気づく。
言葉にする。
整える。
自分の感情に気づくこと。
気づいた感情を、自分の言葉で表すこと。
そして、心と身体のリズムを取り戻していくこと。
(※ 三つめの言葉は、当時の場で使われていた手がかりです。
現在のAwakeningでは、
「修復する」「本来の力を取り戻す」という言い方を、
より近い感覚として用いています。)
この三つは、
順番に進むというより、
対話の中で行ったり来たりするものでした。
気づいたつもりでも、
言葉にしてみたら違った、ということがある。
言葉にしてみたら、
もう一度、気づきの層が深まった、ということもある。
お話会の時間は、
この行ったり来たりを、
ただ静かに見守る時間でした。
お話会から、Awakeningへ
半年近くお話会を続けるなかで、
ある確信が、わたしの中に育っていきました。
グループの場でも、
個々の内側では、
一対一の深い対話が起きている。
ならば、
その一対一の時間だけを、
もっと深く、もっと静かに持てる場を、
作ってもいいのではないか。
それが、
Awakeningメソッドの誕生につながりました。
グループという安心感の中で育まれたものを、
今度はお一人ずつ、
もっと深い層までお連れするために。
90分という時間設計は、そのまま受け継ぎました。
「気づく」「言葉にする」という手がかりも、そのまま。
変わったのは、
「あなた一人のための時間」という、
場の密度です。
グループの場では、
他の方の言葉を聞くことで
自分の気持ちに気づく、という受け取り方がありました。
一対一の場では、
それが、
ご自身の言葉を、ゆっくり自分で聞き返す、
という時間になります。
どちらが優れているということはありません。
ただ、
「もう少し深い層に降りてみたい」
と願う方には、
一対一の静けさが
より合っていることが、
分かってきたのでした。
源流から、いまここへ
Awakeningは、
ある日突然、生まれたメソッドではありません。
2025年春の、淡路島の夜や、
オンラインの画面越しに交わされた、
ひとつひとつの言葉。
そのすべてが、
いまの90分の時間のなかに、
静かに流れ着いています。
もし、あなたが
「お話会では一歩が出せなかった」
「一対一で、ゆっくり話したかった」
——そう思っていたのなら。
Awakeningの時間は、
その静かな願いのための場でもあります。
次の一歩を、ゆっくり選んでください
"変わりたい" という気持ちがあれば、それで十分です。
どちらを選んでも、自分のタイミングで大丈夫です。
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